盛岡市の歯医者、都南歯科医院です!
いつも当院のブログをご覧いただき誠にありがとうございます^^
今回より、ブログ新企画がスタート!
その名も『歯の豆知識』!シンプルイズベスト!
医院のスタッフが皆さんにとって大切で、ぜひ知っておいていただきたい歯や口腔内にまつわる情報を、わかりやすくお届けしてまいります!
身近に潜む悪いヤツら
こんにちは!都南歯科医院、受付の滝野です。
今回は私たちのお口の中に潜む細菌についてお話させて頂きます。
私たちの唾液には大きく分けて2種類の細菌がいます。
虫歯のきっかけを作るミュータンス菌と虫歯を深く大きく成長させてしまうラクトバチラス菌。
そしてミュータンス菌の中にの約1〜2%には、さらに厄介なヤツが潜んでいます。
それが「コラーゲン結合性ミュータンス菌」。
このコラーゲン結合性ミュータンス菌は、深くなった歯周ポケットや虫歯が進行して歯の根っこで増えた細菌と共に血流に乗って体内へ。
そして、血管内の壁にあるコラーゲンにピタッとくっつき、仲間を増やして大きな塊となり血管を詰まらせてしまいます。
この塊が心臓や脳の血管に詰まると心筋梗塞、脳梗塞を引き起こしてしまいます。
「コラーゲン結合性ミュータンス菌」…悪いヤツですよね。
このような悪い細菌を体内に入り込ませないためには、
- 流入口となる歯茎の炎症を作らないこと
- 虫歯を予防し根っこの炎症を作らないこと
脳梗塞、心筋梗塞を未然に防ぐためにも歯科医院での定期検診はからだの健康にも繋がります。
是非、定期検診を受けてみて下さい!!
もったいない歯磨きしていませんか?
こんにちわ!都南歯科医院 歯科助手の西舘です(^ ^)
今回はオーラルケアを頑張っても、なんだか効果を実感できない…という方に、ケアグッズの効果的な使用法をお伝えしていきます!
みなさんは歯ブラシにどれくらいの歯磨き粉をつけていますか?
以前は『歯磨き粉の量は少なくていい』と言われていましたので、ほんの少ししかつけていないと言う方もいらっしゃるのではないでしょうか?
お子様の場合は年齢によってフッ素の推奨されている濃度がありますので量を調節していただく必要がありますが、大人はたっぷり使っても大丈夫なんです( ´ ▽ ` )
むしろ、せっかくフッ素が入っている歯磨き粉をお使いなのであれば、お口の中に長くフッ素が残るほど、予防効果が高まります!
歯磨き粉はしっかりつけて頂くことをオススメします♪具体的には、2センチほどつけてみてください!
ご自宅でのセルフケア、そして歯科医院でのプロフェッショナルケア、この2つを合わせていつまでもご自身の歯で食事をして、健康を保ちませんか(^o^)?
“マスク口”に注意!
こんにちは!都南歯科医院 歯科衛生士の藤原です^^
新型コロナウイルスが流行し、すっかりマスクの着用も見慣れた光景となりました。
マスクは感染対策として重要な防護具の一つですが、良い事ばかりではなさそうです。
マスクはお顔の半分以上を覆うため、表情筋を動かす機会が無くなります。
また、3密回避のため、カラオケ、会食、会話などが制限され、お口を動かす機会が減り、唾液の分泌量も低下してしまいます。
そこで、オススメなのがキシリトールのガムを噛むことです!
ポイントは、10分間ガムを左右の奥歯に交互に移動させ、意識して強めに噛むことです!
ガムを噛み唾液の分泌を促進させ、さらにキシリトールの効果で虫歯も予防しましょう!
噛む回数の減少は口腔機能の衰えを加速させてしまうので、マスクによって気づかないうちに進行する“マスク口“に注意しましょう!
歯周病は生活習慣病の1つです!
こんにちは!都南歯科医院 歯科衛生士の橋本です!
現在、世界的に生活習慣病の撲滅が叫ばれております。
生活習慣病とは禁煙、不健康な食生活、運動不足、過度の飲酒などの習慣により引き起こされる病気のことで、おもに糖尿病、がん、慢性呼吸器疾患、虚血性心疾患を指します。
なんと、生活習慣病は日本における全死亡者の82%を占めていると推定されており、健康課題となっています!
そんな命を脅かす生活習慣病の予防には、良好な口腔清掃が有効であると言われています。
近年、歯周病と全身疾患の関連性が明らかにされています。
特に、糖尿病、誤嚥性肺炎、がん、循環器疾患の発症と進行に密接に関わっていると言われています。
歯周病を管理できなければ生活習慣病は改善することが出来ません。
全身の健康には、良好な口腔清掃が重要となります!
日々の口腔ケアを怠らずに、健康な毎日を送りましょう!
小さいうちから「かかりつけの歯科」を
こんにちは。都南歯科医院 歯科助手の板屋です。
当院では最近乳幼児検診に来る小さな患者さんが増えてきました。
それを機に小さいうちから定期的に通ってくれるといいなと常々思っていますが、いざ通院となると『泣いちゃうかもしれない』『あばれちゃったらどうしよう』など緊張してしまう親御さんもきっといる多いはず。
でも、小さなお子さんが泣くのは当たり前!なぜ、歯科医院に行くのかを理解できるようになるのは3歳から4歳くらいからと言われています。
小さなお子さんにとって大切なのは歯医者に慣れ「いつもの歯医者さん」という信頼感を育て「かかりつけの歯医者さん」を持つこと。
虫歯があるなしに関わらず、普段からお口の成長を一緒に見守ることによりその子の成長や性格、生活のリズムに合った予防法やアドバイスをすることができます。
「かかりつけの歯医者さん」は子育て真っ只中のお父さん、お母さんの応援団です。泣いちゃっても大丈夫‼︎最初のうちは「歯科医院に慣れるため」と割り切って焦らずゆっくりと慣らしていきましょう!