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こんな症状で入れ歯にお困りではないでしょうか?
上記の症状が一つでも該当する方は、新しく入れ歯を作り替えることをお勧めします。実は、入れ歯にも1つではなく、いくつかの種類があります。ご自身の症状に合った入れ歯の種類を検討されてはいかがでしょうか。入れ歯について、詳しく知りたい!という方は、以下のご説明をご覧ください。
通常、歯を失ってしまった場合は、次の3つの治療法から選びます。
「ブリッジ」は両端の天然の歯を支柱にして、間にダミーの歯をブリッジのように取り付けるかぶせ物です。「インプラント」については、インプラントのページに詳しく記載されていますので、そちらをご覧ください。
ここでは取り外しのできる入れ歯のお話を詳しくしていきます。
入れ歯とは失った歯を補うための人工臓器の一つです。入れ歯は遠い昔紀元前から、日本では 1538年に木製の入れ歯が見つかっています。今ではアクリル樹脂や金属などにて製作されています。
入れ歯について詳しくご説明します。
入れ歯とは、人工臓器の一つで、失った歯を補うものです。紀元前から入れ歯は存在していたと言われ、1538年には木製の入れ歯が見つかっています。現在では、アクリル樹脂や金属などを用いて、製作されています。
入れ歯を入れる目的は、咬むため、しゃべるためなどの日常の機能回復だけだと思われている方が多いのではないでしょうか?実は、見た目(審美性)の回復も、とても重要になります。梅干しばあさんと言われる、くしゃっと顔が潰れたしわの多い顔を見たことはないでしょうか?入れ歯が入っていないことで、あのような顔になってしまうのです。
顔貌との調和が入れ歯の審美で一番重要になります。鼻の下と口唇の出具合、口唇の厚さ、顔の長さ、また入れ歯の前歯の位置や形態によって、顔の表情は大きく左右されます。また、入れ歯の審美性において、もう一つ重要なことがあります。見た目の入れ歯っぽさをなくすことです。入れ歯を入れ歯だと分からないようにするために、様々な工夫があります。歯にねじれを入れることで、 歯の位置を天然の歯に近い並びにしたり、あえて凹凸をつけて、入れ歯の歯茎部分が光で反射しないようにしたりします。このように工夫をすることで、審美的な効果を高めることができます。
しゃべるため、咬むため、が基本的に求められる機能になります。入れ歯で舌が窮屈にならないように、上あごの部分を限りなく薄くし、しゃべり易くしています。また、入れ歯の上あごの部分をくりぬきしゃべりにくさを改善させることもできます。IOC(インプラントの上に入れ歯を入れる治療法)と呼ばれるものです。
次に基本的な機能の一つ「咬む」ことについて説明します。
当然、入れ歯は天然の歯と比較して咬合力(咬む力) はかなり落ちてしまいます。咬む力の差が生まれるのは、入れ歯と天然の歯では、支える場所が違うからです。天然の歯では、歯の周囲にある歯根膜が咬む力を支えていますが、入れ歯では、口の中の粘膜で支えています。それぞれの表面積の差が咬む力の差を生んでいます。そこで咬む力の差をなくすために、かみ合わせや形態を工夫したり、入れ歯を天然の歯より咬み切りやすいようにするなど、様々な工夫を行い、咬める入れ歯の作製を行います。
当院における入れ歯治療の特徴は、仮の入れ歯を作製し、試していただき、その人に合った快適な入れ歯の形態を探していく点です。仮の入れ歯を作製することで、患者様のご要望、ご希望を訊きながら、修正していきます。修正を繰り返し、仮の入れ歯で問題なければ、最終的な入れ歯を作製いたします。仮の入れ歯を作製するため、治療期間は多少長くなってしまいますが、患者様のお口に合った、安定して生活を送っていただけるように、満足いく入れ歯を作製することができます。
次に部分入れ歯についてご説明します。
当院の部分入れ歯の特徴は、できるだけズレない入れ歯を作製することです。食事の時にズレてしまうと、痛みや違和感が発生し、咬む力も弱くなってしまいます。そうならないために、ズレない、動きの少ない入れ歯を作製することは大切なことです。そのために、患者様の残っている歯を最大限に利用し、力学等を考慮して設計して作製しています。
部分入れ歯を入れているが、痛い、ゆるい、咬みにくいといった症状がありましたら、まずはご相談ください。
診査には、レントゲン写真撮影、お口の写真、顎の運動、型どりなどを行います。また、お顔とのバランスがとれた入れ歯が作れるか調べるために、かみ合わせをとったり、入れ歯の前歯を診療室で実際に並べたりもいたします。それらの情報や分析をもとに、「診断」と「治療計画」を立てます。 例えば、すべてもしく多くの歯を失っている方の場合は、お口の中を一から再構築していかなければなりません。それは、建築でいうと、むし歯治療がリフォームなら、入れ歯作りは建て替えといえます。そのために、十分な準備と設計図が必要になってきます。
患者様のご不安やご希望を伺い、患者様に合わせて、どのように治療を行っていくかを決めていきます。しっかりと説明を行い、患者様にご理解いただいた上で治療を開始しますので、安心して治療に臨んでいただけます。
「審美性」、「機能性」の向上、「痛み」「ゆるみ」などを解消するために、患者様のご希望やご意見を訊きながら、安定した仮の入れ歯を修正していきます。仮の入れ歯の完成度を高めて、最終的に入れる入れ歯の作製に移っていきます。
仮の入れ歯をもとに、型どりやかみ合わせなど、最終的な確認、修正を行いながら作製を進めていきます。当院は、特に入れ歯のかみ合わせにこだわりを持っているので、かみ合わせの精度を高めるために、顎の運動を記録し、咬み合わせは3回とります。
最終的な細かい調整を行い、新しい入れ歯に慣れていただきます。特に問題がなく使用できるようになりましたら治療は終了になります。その後は、粘膜の状態やかみ合わせなどの点検を数ヶ月に1度行います。
現在でも、入れ歯はブリッジやインプラントと同様に、歯を失った場合に、信頼のおける治療になります。当院では、お口の中の状態や身体の状態など、患者様のご希望に合わせて提案させていただきます。歯を失ってしまった、入れ歯が合わないなどのお悩みを抱えている方は、お気軽にご相談ください。