歯の豆知識 vol.02

歯の豆知識

盛岡市の歯医者、都南歯科医院です!
いつも当院のブログをご覧いただき誠にありがとうございます^^

ブログ新企画『歯の豆知識』第二弾です!

医院のスタッフが皆さんにとって大切で、ぜひ知っておいていただきたい歯や口腔内にまつわる情報を、わかりやすくお届けしてまいります!


舌から分かる不調

都南歯科医院のDH橋本です!

ご自身の舌を、しっかりとご覧になったことはありますか?

実は、舌の状態は体の状態を表していると言われています。

舌を観察するときのポイントは3つあります!

1つ目は舌の形です。

ひび割れは水分不足、歯のあとがつくのはむくみや水分の停滞、斜めに曲がっているのは脳の麻痺の可能性があります。

2つ目は舌の色です。

白っぽくなる原因は貧血、赤くなるのは熱がある状態、青や紫は血液の停滞と言われています。

3つ目は舌苔です。

舌苔が厚いのは体の免疫力が低下している状態、水っぽくなるのは体が冷えている、または水分の停滞、乾燥しているのは、熱があり水分不足の状態と言われています。

歯磨きはするけど舌清掃はしていなかった!という方は、ぜひ舌の清掃も行ってみてください!

舌専用ブラシなどを用いて、舌の清掃を行うことで口腔内の環境はかなり良くなります!

毎日を健康に過ごせるよう、舌のチェックも心がけましょう!


マスク生活が顎関節症を引き起こす!?

都南歯科医院、受付の滝野です。

このご時世毎日四六時中マスクをしてなくてはならない状態が顎関節症の原因になり得るとなっていることをご存知でしょうか?

マスクをすると自分の表情が相手に見えにくいので、表情を作らなくなります。

会話も少なくなるので声を出す時もお口をあまり動かさなくなります。

そして、知らないうちにお口や顎には力が入り緊張状態になっています。

この状態が顎には負担がかかっているのです。

リラックスしている時は上下の歯はくっつかず少し空いていますが、緊張状態だと軽く噛み締めてしまっています。

こうした普段とは違う動きがあごの筋肉を傷めて顎関節症に繋がってしまうのです。

マスクを外した時はゆっくりと口を開け、こわばったあごの筋肉をリラックスしてあげることをおすすめします!


フッ素の濃度、気にしていますか?

都南歯科医院、DAの西舘です。

フッ素の濃度が1000ppmから1500ppmに上がると、虫歯になる歯の面の数が約20%減ると言われています。

WHOも、フッ素濃度1000ppm以上の歯磨き粉は、濃度が500ppm増すごとに虫歯の予防効果が6%上がると述べています。

つまり、フッ素の濃度が高ければ高いほど、虫歯の予防効果も高まります(^^)

しかし、歯磨き粉によっては、パッケージに濃度が書いていないものもありますよね!

実は、1000ppm未満の製品には、濃度の表示義務がありません。

その場合は、メーカーに問い合わせてみるのも良いでしょう!

とはいえ、お気に入りの歯磨き粉が950ppm以下で、手放せない方もいらっしゃると思います。

6歳未満のお子さんも、1000ppm以上の使用は避けた方が良いとされています。

その場合は、歯磨きの回数を増やして、フッ素が歯に届く機会を増やしてあげるか、歯磨きした後のうがいを減らして、フッ素がより長くお口に残るようにするなど、工夫すると良いです( ˆoˆ )

ご自宅でのケアは、ぜひ予防効果が高まるよう工夫してみてください♪


乳歯に大事な役割、知っていますか?

都南歯科医院、TC・DAの板屋です!

乳歯がむし歯になった時「生え替わるから大丈夫〜」って思っていませんか?

そのままにしておくと永久歯の成長に悪影響を及ぼすことがあります。

①時期と大きさによっては、乳歯の下で育っている永久歯の表面のエナメル質がうまく作られず、変色や欠けが見られる「エナメル質形成不全」になることがある

②乳歯でむし歯ができた時の口腔環境のままで永久歯が生えてくると、永久歯もむし歯になりやすくなる

③乳歯は永久歯を正常な位置に生えるように導く先導役なので、むし歯で早くに乳歯を失ってしまうと永久歯の歯並びにも影響ししてくる

また、むし歯があることで発音が上手くできなかったり、よく噛めなかったりすると食べる、話すといった重要な機能の成長の妨げにもなります。

大事な永久歯を守るために乳歯のうちから歯みがき指導や定期検診を受けましょう。

そして、もしむし歯になったら早めに治療をしましょう。


もったいないケアグッズの使い方をしていませんか?

都南歯科医院、DHの藤原です.

毎日頑張ってお口のケアをしているのにいまいち効果が実感できないという方はいませんか?

それはケアグッズの機能を十分に活用できてない、もったいない使い方をされている可能性があります。

例えば、歯間ブラシをただ爪楊枝のように「通すだけ」になっている方はいませんか?歯の根元周りはカーブを描いているため、通すだけでは歯間ブラシは歯に当たっていないのです。

歯の根元のカーブに当てるには歯間ブラシを通してから角度を変える必要があります。

鏡を見ながらだと歯間ブラシが歯に当たっているかが分かりやすいのでぜひ実践してみてください!

また、デンタルフロスにも正しい使い方がございますので、ぜひ定期検診などでプロの方達に使い方を伺ってみてください!

お待ちしております!(^-^)